FX口座で勝手に取引されたら? 国内・海外の違いと、いま見直したい口座の安全性
口座の不正利用を防ぐ対策と、預けたお金を守る制度は、それぞれ役割が違います。今回の事件をきっかけに、普段使っている口座や、これから利用しようとしているFX会社について、少し確かめてみませんか。
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概要:2025年下期に小幅赤字となったサクソバンクが急回復。2026年上期は純利益1億ドルを突破し、過去最高の半年決算を記録した。顧客170万人、顧客資産1530億ユーロまで拡大した背景を追う。

2025年下期の小幅赤字から一転し、わずか半年で過去最高益へ。
デンマークを拠点にFXやCFD、株式などのオンライン取引サービスを展開するSaxo Bank(サクソバンク)が、2026年上期に過去最高の半年決算を記録した。
総収益は28億300万デンマーククローネ(約4億3,600万ドル)、純利益は6億4,800万デンマーククローネ(約1億100万ドル)に達した。サクソバンクによると、半年ベースでは過去最高の業績となる。

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今回の数字が目を引く理由は、直前の半年との落差にある。
2025年下期のサクソバンクは、収益が24億5,600万デンマーククローネにとどまり、純損益は900万デンマーククローネの赤字だった。
それが2026年上期には、総収益が28億300万デンマーククローネまで増加。純損益も6億4,800万デンマーククローネの黒字へ転換した。
前年同期との比較でも改善が続いている。
サクソバンクの公表資料によると、2026年上期の総収益は3億7,500万ユーロで、前年同期の3億3,500万ユーロから約12%増加。純利益は7,300万ユーロから8,700万ユーロへ18%超増えた。
業績を支えた要因の一つが、活発な市場取引だった。
2026年上期は、世界の株式市場で最高値をうかがう動きが続く一方、原油や金などの貴金属市場では値動きが大きくなる局面がみられた。
地政学的緊張やマクロ経済をめぐる不透明感も残り、こうした市場環境が顧客の取引活動につながったとしている。
FX業者やCFDブローカーにとって、市場のボラティリティは取引量や収益を左右する重要な要素だ。値動きが活発な局面では取引機会が増える一方、投資家側ではレバレッジ取引による損失リスクも大きくなる。
収益だけでなく、顧客基盤も拡大した。
2026年上期時点の顧客数は約170万人。前年同期の約140万人から30万人増えた。
顧客資産は前年同期の1,180億ユーロから1,530億ユーロへ拡大している。デンマーククローネベースでは1兆1,440億クローネに達し、2025年末の9,950億クローネも上回った。
同社のDaniel Belfer CEOは、既存顧客やパートナーとの関係深化に加え、新規顧客の増加が続いている点を強調した。
業績を見る際には、短期的な取引収益だけでなく、顧客数や預かり資産が継続的に伸びているかも、ブローカーの事業基盤を確認する材料になる。
2026年上期は、サクソバンクにとって経営体制が大きく変わった時期でもあった。
3月にはJ. Safra Sarasin Groupによるサクソバンクの約71%の株式取得が完了。長年CEOを務めた共同創業者Kim Fournais氏は取締役会会長となり、Daniel Belfer氏が新CEOに就任した。
新たな経営体制への移行と同じ半年間で過去最高業績を記録した形となる。
サクソバンクは今後も顧客・パートナー基盤の拡大を進めるほか、取引プラットフォームや商品、マーケティングへの投資を継続する方針だ。AIや事業運営上の重要分野への追加投資も予定している。
一方、下期については市場環境の不確実性が残る。
サクソバンクは、為替・株式・商品市場のボラティリティ、インフレ、金利動向や中央銀行の発信などが業績を左右する要因になるとしている。
追加のマーケティング投資やAI関連投資によるコスト増も見込む。
そのうえで、2026年通期の純利益予想を10億〜11億デンマーククローネとしている。
上期だけですでに6億4,800万クローネを稼いでおり、今後はこの利益水準をどこまで維持できるかが焦点となる。

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