FX口座で勝手に取引されたら? 国内・海外の違いと、いま見直したい口座の安全性
口座の不正利用を防ぐ対策と、預けたお金を守る制度は、それぞれ役割が違います。今回の事件をきっかけに、普段使っている口座や、これから利用しようとしているFX会社について、少し確かめてみませんか。
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概要:2026年5月、金融庁は、国内無登録・詐称業者4件、海外投資スキーム関連業者1件の計5件について新たな警告を行いました。今月はFX業者よりも、投資助言サービスや私募債・ファンド勧誘に関する警告が目立った。

今月は特に、
・実在する金融商品取引業者の登録番号を悪用した詐称
・SNSやアプリを利用した証券募集の勧誘
・「金融商品取引業者許可書」を装った偽資料の利用
・海外ファンドへの出資を募る投資スキーム
といった手口が確認されています。
所在地:日本国内
内容:グローバルブリッジファンド合同会社が発行する少人数私募債「ミュゼマーケティングファンドシリーズ」の募集または私募の取扱いを行っていたもの。
備考:
・当初はコンサルティング業務の一環として情報提供を行ったと説明
・しかし実態としては、利率や債券内容、申込方法や申込期限などの商品説明を実施
・契約成立に応じた報酬を間接的に受領していたことが判明
→ 実質的に私募債の勧誘を行っていたと判断された事例

所在地:日本国内
内容:
SNS上で金融商品取引業を行う旨を表示していたもの。
備考:
・「SSAJ」を名乗り活動
・SNS上で有価証券募集の取扱いを行う旨を表示
・アプリおよびSNS上で「登録番号 関東財務局長(金商)第3253号」「SCHONFELD STRATEGIC ADVISORS JAPAN株式会社」などを記載した「金融商品取引業者許可書」を掲載
・実在する登録業者の商号および登録番号を詐称
→ 許可証風の画像を用いた典型的ななりすまし型詐欺

所在地:日本国内
内容:ウェブサイトおよびSNS上で金融商品取引業を行う旨を表示していたもの。
備考:
・有価証券募集の取扱いを行う旨を表示
・SNSとウェブサイトを併用して勧誘活動を実施
→ SNS経由で投資家を集客する近年増加中の手法

所在地:日本国内
内容:ウェブサイト上で金融商品取引業を行う旨を表示していたもの。
備考:
・「関東財務局長(金商)第3506号」を表示
・第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業、投資運用業などの登録を受けていると示
・複数の業界団体への加入も記載
・実際には、Capstone Japan Limitedの登録番号を詐称していた
→ 登録番号・協会加入情報を悪用した信用偽装型の事例

所在地:海外
内容:ファンドに出資を受けた資金の運用を行っていたもの。
備考:
・RSP(Regular Savings Plan)などの集団投資スキームを提供
・一般投資家から資金を集め運用
・有価証券への投資として資産運用を行っていたことが判明
→ 海外積立投資スキームとして紹介されるケースも多く、仕組みやリスクの十分な理解が必要

金融庁の警告リストに掲載される業者の多くは、「金融庁登録済み」「AI分析」「限定募集」「高利回り保証」といった魅力的な言葉で投資家を勧誘しています。
しかし、本当に重要なのは広告文句ではなく、その業者が適切な登録を受けているかどうかです。
5秒でできる確認作業が、将来の大きな損失を防ぐことにつながります。
少しでも違和感を覚えたら、契約や入金を行う前に必ず調査してください。
あなたの資産を守れるのは、最終的にあなた自身だけです。
[参考:金融庁公式サイト「無登録で金融商品取引業等を行う者」:https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku/04.html]

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